羊毛のことを勉強しようと、羊に関する本を読みはじめました。
本を読むのは楽しいのですが、品種名と特徴がまったく頭に入ってきません。
老化を感じます……。

自分でいろいろな羊毛を紡いでみたほうが頭の中に入ってくるのでは?
と思い、羊毛のことを知るために紡ぎもやってみることにしました。



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紡ぎと言えばアナンダさん。
吉祥寺店は我が家からも近いです。

興奮しすぎて店内の写真を撮るのを忘れましたが……。
壁一面に染められた羊毛の塊があり、床に並べられたビニール袋の中には染めていない羊毛がどーんと丸ごと入っています。
羊毛の横には紡ぎのサンプルが置いてあり、羊毛がどう変化するのかがわかるようになっていました。

私がお邪魔した時は、フェルトの講習と紡ぎ車の講習を受けている方がいらっしゃいました。



いきなり紡ぎ車は買えませんので、まずはスピンドルから始めたい旨を店員さんに伝えました。
何種類かのスピンドルがあるので、自分で回してみて長く回せるものがいいですよ、とのこと。

小さめの物から大きいものまでいくつか回してみましたが、私は重い物のほうが安定して長く回せたので、一番大きな直径10cmのドロップスピンドルを買いました。

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これです。
お値段1300円。始めやすいお値段です。
一番安いのは直径6cmの770円だそうです。



続いて使い方を教わりました。
店頭で少し回させてもらいましたが、もう全然まともな糸にならなくて、自分に笑ってしまいました。
できないからこそ面白いんですけど。

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使い方については説明書ももらえますので安心。


羊毛は初心者が紡ぎやすい、白のロムニーを薦めてもらったので、それを100g。
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340円。安いからたくさん練習できますね。
なくなったらまた買いに行こうと思います。
次は別の品種も欲しいな……。


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あけると膨らみます。
きれいでうっとり。




帰宅後、さっそく自宅でスピンドル紡ぎに挑戦です。
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……ひどい。

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糸じゃない部分まである……。

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10gほど紡いで、無理やりかせにしました。
レースからウーステッドまで混ざりに混ざったロービングヤーンのできあがり……^^;

ひどい出来栄えですね。
でもこれが「nest yarn」の始まりなので、大事にとっておこうと思います。



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夜になって紡いでみました。
まだまだひどいですが……。


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比べるとわずかながら成長が見られます。
ちょっと糸っぽくなってきました。
左が第1号、右が第2号です。



さらに翌日。
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右が第3号。
ほんの少しですが太さが統一されてきました。

左は……息子にちょっと羊毛をあげたら手のひらでこねて細く伸ばして糸にしてくれました^^;
極太二本取りぐらいのロービングヤーンです。
楽しんでたみたいなのでよかった。



毎日少しずつ紡いで、編むことができるレベルの糸を作れるようになりたいです。
あと、とくかく色々な品種に触れてみたいです。
研鑽あるのみ、ですね。




楽天ではアシュフォード社のスピンドルが売ってますね。
紡ぎにはまったらアシュフォード社の紡ぎ車がほしいです。


アナンダさんにはカラフルな少量パックもありました。
フェルト小物を作る方にも人気のお店です。



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